韓国だけじゃない?広告文化!

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韓国だけじゃない?広告文化!

今まで韓国の応援広告に注目して記事を上げてきましたが、調べてみると他の国でも応援広告が流行っていました。その中で、目を引いたグループや応援方法を紹介していきます。

中国

中国では、韓国同様に広告を出す文化がありますが、推しのイメージを上げる寄付活動に力を入れているそうです。

中国で大人気の『T F B O Y S』の応援広告は、今までの広告の想像を遥かに越えていました。

まず、『T F B O Y S』とは?

TFBOYSは2013年に平均年齢13.5歳でデビューした3人組のボーイズグループです。これまで若いボーイズグループがいなかったため、若い女性だけでなく20代から60代までの“母親ファン”も熱狂させ、爆発的ヒットを遂げたそうです。

TFBOYS

2014年にリーダーのワン・ジュンカイくんが受験で活動休止した際は『高校入学試験の準備をしている』というWeibo(中国版Twitter)の投稿は27万回以上リツイートされ、さらに熱心なファンたちは受験のコツなどをリプライでアドバイスし、『史上最も完璧な復習問題集』と称されました。2015年には、Weiboの誕生日に出した投稿が半年ほどで4277万回以上リツイートされ、ギネス記録にも登録されたそうです。

また、メンバーが、地元に貢献したいと発言すると、彼の通っていた中学校に1,000平方メートルの運動場を建てることを実現させました。そして、取材で最も買いたいものが「世界旅行のチケット」と答えた為、ファンは旅行会社で「終身使用可能」の世界一周のチケットと別荘を予約しました。さらに、誕生日には、ライトボックス118枚、広告板236枚、バス停26箇所に広告を出し、2日間の飛行船を飛ばしました。推しの出身地である重慶発の国内や国際線合計45都市の航空チケット10万枚の裏に広告を投入し、北京空港の600平方メートルの休憩室を半月「ワン・ユエン」をテーマに改装しました。日常生活のケアから世界進出まで全てをサポートしているようです。

韓国だと、誕生日やデビュー日などのアニバーサリーに広告を出すことが多いですが、中国では彼らの発言やツイートでプレゼントしていました。彼らが与える影響力がとても大きいのが分かります。

タイ

タイで人気のKrist & Singtoは、日本でも多くの広告を出しています。

Krist & Singtoとは?

タイ出身の若手俳優「Krist- Singto」は、クリス・ピーラワット(Krist Perawat)とシントー・プラチャヤー (Singto Prachaya)2人の若手俳優の総称です。2016年にタイで放送された、タイの大学における新入生歓迎会の制度を題材にしたドラマ『Sotus the series』に出演し、KristとSingtoの「ブロマンス」な関係(強い絆で結ばれた男性同士の関係性のこと)が話題になったそうです。

タイでは、アイドルではなく俳優が人気のようです。タイのアイドルは日本に比べ、数が少ないそうです。

Krist & Singtのファンは、誕生日をはじめとした記念日には、各所にPR広告を打ち出すのはもちろんのこと、彼らが取り組む社会貢献活動に影響を受け、愛児園や動物愛護団体への寄付 、献血活動や母校への奨学金寄付、医療用道具の寄付、植林といった活動も積極的に行っているそうです。

また、タイ人アーティストとしては初となる、新宿や渋谷など都内5ヶ所に設置されたLEDビジョンでの動画放映が日本のファンにより実施されました。

引用サイト

さらにタイには、AKB姉妹グループの『BNK48』がいます。

彼女たちの誕生日には、駅や街中のサイネージにお祝いメッセージが出るそうです。B N K48はメンバー数がA K Bのように多いので、1年を通して常に広告が出ているようです。

誕生日サイネージ

アメリカ

アメリカ・ニューヨークにあるタイムズスクエアでも広告が出ます。ただ、広告を出しているのは、中国や韓国の方で、アメリカの広告ではありますが、他国の方が出しているようです。タイムズスクエアにある計7つのパネルからなる広告は、1週間で約4,000万にもなるそうです。また、横の長さが街の1ブロック分あり、全体の大きさはなんとフットボール場と同等の大きさのある媒体が1ヶ月で3億もするそうです。

見つけることができたのは、この3つの国だけでした。自分の国のアイドルが他の国で広告されているのは、考えもしなかったです。日本国内の広告媒体が応援広告になるのも楽しみですが、世界に日本のアイドルが飛び出すのはもっと楽しみですね。

何か気になることや広告の相談は、こちらのメールアドレス
ouen024@extelimits.co.jp

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