そもそも応援とは何か

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そもそも応援とは何か

応援とはそもそも何でしょう。

頑張っている人が好調の時や、苦境の時。物理的な力を直接添える応援もあれば、声援としての応援もあったりと、応援のカタチは多種多様です。

そして応援が行われるシーンは、スポーツやアイドル活動といった競技性や、エンターテイメント性だけでなく、学業に対して、あるいは親が子供に対してなど、日常的に行われています。

応援の威力

そこで今回は本質的な「応援」と、その多様性を考えてみました。

例えばスポーツにおける「応援」を例に挙げるとプロアマ問わず、
応援されたことで筋力あるいは瞬発力が増強する事はありません。

しかし選手が応援によって意気高揚し、その事でパフォーマンスが向上する事は、様々な日本代表戦を見て多くの方が感じる事でしょう。

では応援の「威力」はどのようなものでしょう。

例えばあるスポーツで勝利を収めた試合において、その時に応援が無かったら勝利できなかったのでしょうか。

少なくとも応援によってフィジカルとしての能力が向上する事はありません。
本質的には応援された側の自助努力によるものと見るのが自然でしょう。
それは応援する側も理解しています。

それでも応援が存在するのは
「想いを伝達したい欲求」なのだと思います。

「私はあなたを応援している」

という思いを伝えたい欲求と、伝わったとしても、そして結果が変わらないとしても、
その事に見返りを求めない「無償の愛」なのかもしれません。

もっと言えば、頑張る人を見た時に、
人間は応援したくなる本能を持ち合わせているのかもしれません。

いずれにせよ応援は、誰に強制される事もなく、
自発的に行う人間特有のものなのでしょう。

応援における経済市場

そして、昨今の応援のカタチは、上記のような根幹から二次的派生的に、
「想い」を経済価値に変換し、応援そのものが経済を動かす市場も少なくありません。

AKB48選抜総選挙のように、応援自体を可視化し、応援参加型はもはや珍しくありませんし、応援自体を生業とした「我武者羅應援團」というプロフェッショナルもいらっしゃるようです。

引用: 我武者羅應援團 https://www.gamushara-oendan.net/

また「社歌」による企業応援も増え、従来のように自社制作のみならず、イチ個人がその企業が好きという想いから一方的に「応援歌」を制作し、企業側から公認されるケースもあるようです。

引用:exciteニュース  https://www.excite.co.jp/news/article/E1390371421754/

また、Produce101JAPAN(以下、日プ)のように、応援者個人が広告掲出し、
いわゆる「推しMEN」が投票数を獲得するよう促す応援広告が、日本でも見られ始めました。

応援広告は従来の応援のカタチとは異なり、応援者が応援の方法自体を考案、模索する事に大きな特徴があります。

そして、従来、広告は「BtoB」あるいは「BtoC」といった側面が強く、 広告主の多くは法人格であることが通例でしたが、個人格が広告主になる事は、新しい広告市場と言えます。いわば応援広告における応援者は、限りなく主体性を持ち、「応援者という準主役」の地位を築いたのかもしれません。

応援とはこのように、多様性を持ち、「進化」をしているとも言えます。

私たち「応援広告ドットコム」は「想いを伝達したい欲求」に向き合い、
「応援者という準主役」を応援して参ります。

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